目と舌の記録

見たり食べたり飲んだりした記録です。

草間彌生展「わが永遠の魂」を観た。

先月の4月30日、国立新美術館にて、草間彌生展「わが永遠の魂」を観に行ってきました。

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乃木坂駅を降りて、会場へと向かう道の木々の幹がすでに作品になっていました。こういうのいいですね。

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国立新美術館に到着。ゆるいカーブを描くガラス張りの建物は結構好きです。

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連作「わが永遠の魂」。

チケットは事前に購入してあるので、さっそく会場に入ると…

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大広間に、花をモチーフにした立体作品を中心に据え、四方の壁には連作の絵画「わが永遠の魂」の一部が展示されていました。

この部屋のみ写真撮影可能でした。

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鮮やかな色彩とプリミティブなタッチ。会場に来たお客さんは、それぞれが思い思いの自分の好きな作品を写真に撮って楽しんでいました。これが今のアートの楽しみ方なのかな、と。

初期作品から近年まで。

その大広間を抜けると、初期作品が展示されてました。

草間彌生さんは現在88歳、戦後まもなくの頃から創作活動を開始しており、初期の作品は、現在の作風とは打って変わって、おとなしめの作風ばかりです。日本画も有りました。

その後、ニューヨークに移住し、「ネットペインティング」という技法の絵画や、既製品を利用した立体作品、水玉のボディペインティングなどのハプニング芸術などで、前衛芸術家としての作風を確立してゆきます。

そこから日本帰国後は、おなじみのドットや南瓜などのモチーフを多用し、テーマも性や死などの壮大なものになってゆきます。

会場の外には、南瓜の作品。

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中も覗けますが、入ることはできません。

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草間彌生さんは恥ずかしながらいままで単体ずつしか作品を観た事がなかったのですが、今回の個展で順路をたどって鑑賞することで、次第に抽象性を高めていく経緯を知る事ができました。来週月曜までだそうですが、未見の方はぜひ。